車両料率クラスは誰がどのように決めるのか

自動車の任意保険や車両保険の保険料に大きく影響するものに、車両料率クラスがあります。
これは、車の車種や車型により全9クラスから分けられたもので、1が最も安価で、9が最も高価な保険料に設定されます。
クラス1を1とすると、クラス9はその4倍にも達します。
1クラスの違いはおおむね20%増しです。
一般的には、コンパクトエコカーなどの大衆車が低いクラスで、スポーツカーは高いクラスという見方をする人もありますが、実際には前年の車種別、車型別事故率や盗難率と、車を修理する場合の部品の相場や流通具合を総合的に判断してクラスが決まることになっており、スポーツカーなら皆高いという偏見は、90年代以降では一切ありません。
もしそうなら、大型スポーツカーの輸出が多く、左を右に換えろと言ってくる某米国から、偏見的で不公平な貿易障壁とみなされ多大な外圧をかけられるからです。
特に、街行く車がミニバンやコンパクトエコカーばかりの昨今、サンプル数を取れないスポーツカーも少なくなく、中間の4から6に設定される旧式のスポーツカーは少なくありません。
このクラスの算出と決定は、損害保険料率算出機構という損害保険会社の上部団体で、一種の独法、金融庁と国土交通省の下部団体により行われます。
損保各社はこの決定に基づき、保険料を決めていますので、同一の車種車型で、損保会社によるクラスの違いは、一切ありません。

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